びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

バーミヤンに学校を建てた中道さんのお話

バーミヤンの教育事情について、奈良女子大国際交流センターの中道貞子先生のお話を拝聴。 中道先生は、2005年に、バーミヤン中心部から車で1時間程のチャプダラに、自費で学校を建てられた。 女子児童の就学状況に対する思い、建設が完了してしまうと案件を…

生誕300年 [若冲の京都 KYOTOの若冲] @京都市美

狂乱のごとく再来した若冲プームの中、 あの極彩色の三十三幅に至る若冲が、何を思い、何を見て、何を描いてきたのか、 絵師のプロセスが集結された出品群。 若冲を愛でてしゃぶりつくした狩野先生だからこその要所が小気味良く押さえられている。

観音の里の祈りとくらし展Ⅱ びわ湖・長浜のホトケたち@東京藝大美術館2016/07/05〜

千手千足、来てます。 かつての天台浄土教のお膝元に深い森と豊かな湖がある。 滋賀県 湖北 長浜の村々で今も厚く信仰され祈りを捧げられているお像が、よくぞここまでお借りできたというほどの勢揃い。展示室内は2軀と文献資料以外はすべてガラスなし。お堂…

『神曲』講座/最終回 第28歌 第九巣窟/分裂先導者

最後の講義は「地獄篇」第28歌。 26歌、27歌と3詩篇で、一つの集合体を引き裂いた罪が問われる。 特に28歌は現代の私たちも、ダンテが何を憂い、罪を洗い出し、世界を変えていこうとしていたのかを、改めて読み解く必要のある詩篇。そこには彼ムハンマドが世…

アフガニスタン文化研究所 定例研究会にて

アフガニスタン文化研究所 54回定例研究会を、今回も拝聴させていただく。 御茶女国際協力研究室の青木氏による、現在の外交と安全保障についての報告。青木さんは、2007年の退去勧告以降、公的職務でアフガニスタンに入られていた数少ない邦人。多くの画像…

『メディチ家の至宝 ウフィツィ美術館3D/4K』試写会にて

試写会と美術史家の池上英洋氏登壇のトークイベントへ。見終わってからの第一声が、池上英洋氏と同じ「ドローンってすごい」だったので、本当にすごいんです。 美術品の数々を、禁を犯しているのではないかとどきどきするような視点から、精密映像で舐めるよ…

4k映像によるバーミヤンの豊かな景色を望む

公開もあと1週間となった藝大のバーミヤン天井壁画復元公開。 あの4K映像がもう一度観たくて、都合よく時間がつくれたので覗きに行ったら、前田先生がお出でだった! そしてにわかに解説が始まり、すでに観覧者もだいぶいたけど、どんどん増えて室内は熱気む…

ゼウス左足ト残宴ノユフベ

もう会えることもないであろうゼウスの左足に最後の挨拶。 名残の夜を惜しみ、舐めるように愛でてきた。 このゼウスの左足は、仏像の変遷にどう向き合えばいいのかを自分なりに気づかせてくれた、私にとっては重要な、「失われた遺物」だった。

東博 黄金のアフガニスタン展ニ涙ス

城門の頂に掲げられる言葉はこうだ。 「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」いまやアフガニスタンだけでなく、西アジアでも宗教主義の名の下に古代遺跡が破壊されていくのも然して驚くほどのことでもなくなってしまった。 痩せこけた主義…

バーミヤン東窟天井画に望みて

たとえどれ程精巧に作り上げられても、所詮はニセモノと思う方もいると思う。でもその復元制作の意義、指揮を取られた東京藝大の宮廻教授のの言葉が、この天井画の復元を目の前にして、とても重要に感じられる。「(前略)遺跡は失われましたが、訪れた人が…

アイハヌム・ゼウス像 想定復元 @東京藝術大学陳列館

復元像のたっぷりと膝を覆うドレープ、その先に続く隆々とした筋肉は若々しささえ感じさせる。ギリシャ彫刻の流れを直流で受け止め、今まさに活気ある都市が求めた大神像とは、誰にも勝る瑞々しさと力強さの象徴だったに違いない。アレクサンドリアを想わせ…

ボッティチェリ展@東京都美術館

『カンツォニエレ』第一ソネット あなた方、散り散りの詩篇のうちに、 私の一部が今の私とは別人であり、 若く道を逸れていた間に 心の糧としていた、かすれた吐息の奏でる調べを聴く人々よ、 私が涙しつつ語る、虚しい希望と虚しい苦悩の間を 揺れ動く様々…

『村上隆の五百羅漢図展』へ 重い腰をあげ

日本中世の美術史から途絶えることなく明治期まで続いた狩野派画壇のビジネスモデルに強く関心を示されており、日本の画家が、画壇としてそれを引き継げていないことが、世界へ立ち向かえない一つの弱点であることも指摘されていたと思う。 この五百羅漢図4…

増上寺ニテ狩野一信五百羅漢図二再会ス

増上寺宝物展示室で開催中の『狩野一信の五百羅漢図展』 全100幅は、2幅対で外題があり、羅漢の日常から修行、救済、供養の様子を描いている。2幅のうちに各10人の羅漢が描かれ、それまでにあった羅漢の図像、構図を数多く学んだ上で、オリジナルの構図を…

新訳『神曲 地獄篇』 訳:原基晶/講談社学術文庫版 読了ス。

『神曲』地獄篇を読了。 やっとだ。やっと最初の一冊、全100歌中の34歌を読み終えた。ほぼ通常の三倍の時間とエネルギーを費やしたと思う。 繰り出される言葉は、みるみる自分に吸収されていき、その世界との対話が始まる。その世界は、登場人物のダンテ、そ…

eleutôn alupos

いつからかヒンドゥークシュを越えその先に広がる世界に魅せられて神々が生まれた地にたどり着いた 若き覇者が駆け抜けた大地は、乾いた土が音を立てて甘露を含み、泉を満たす。豊潤なる源は、絶え間なく神々を生み、信仰を織り成す。 覇者が見ようとした世…

シャーロットさんのおくりもの

月が綺麗な晩にシャーロットさんがいなくなった。 蜘蛛の生態なんてぜんぜん知らないから、名前などつけたら別れの時に辛くなると思っていたけど、それは突然やってきた

信仰が先か、言葉が先か。

信仰が先か、言葉が先か。 言葉がすべてを導く。 宇宙はその名を得た時に広がりをみせる。 名を与えられ時が動きだす。名は言葉なのか。 信仰がすべてを導き出す。造形では満ち足りない信仰が言葉を導き出した。 祈り、誓い、求め、願う。畏敬、束縛、主張、…

『神曲』新訳 翻訳者原基晶先生の講座3回目 

読むといっても、神曲から何を読み取るのかということ。 著者であり登場人物であるダンテが追い込まれた環境と、世界の転換期。彼がそれに何を吐露し伝えたかったのか。 講義で当時の歴史観が解かれていく様は歴史脳がびんびん呼び起こされるので、暴走を抑…

大英博物館展@東京都美術館にいってきた。

100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展 2015年4月18日(土) ─ 6月28日(日) 東京都美術館 大英博物館から出展される100のモノ。 そう思うと、公開前から期待は膨れる一方。アレとアレとアレが見れればもうそれだけで十分。と荒くなる息を沈めて、会期を待っ…

ビクタースタジオでハイレゾ聴き比べてきた。

実は一番期待していなかった2015年ミックスを頭から3曲試聴。 神経質なほどに音源の再現クオリティにこだわったライブ、そこで得られる音源を超えた満足感が、アルバム音源として出来上がっている。 ボーカルの発声技法、それぞれのギターが持つ振動と残響…

佐野は葛生のたび

運の尽くる処は、最明寺殿(時頼)さへ修行に御出で候上は候。 かやうに落ちぶれては候へども、御覧候へ、これに物具一領長刀一枝。 又あれに馬をも一匹つないで持ちて候。これは只今にても、あれ鎌倉に御大事あらば、ちぎれたりとも、この具足取って投げか…

葛生へ若冲の『菜蟲譜』をみにいきたること。

菜蟲譜は前回見たのは前半部分を2010年の千葉市美『伊藤若冲アナザーワールド』、 今回の修復前、ということになる。 この巻物は、印刷や複製技術がこれだけ進歩した現代でも、実際に見るのと、図録で見るのとでは、がらっと印象が異なる。 薄墨を引かれた背…

あんこちゃん、ごめんね。

ピンポンパールのあんこちゃんが、逆さまになったきり、元に戻らなくなった。3週間前に、水草に引っかかって休憩している事が多くなっが、 どうしていいのかわからずにとりあえず塩水浴に変えた。数日すると、泳いでいる途中で、力を抜くとコロンと、頭が下…

高橋信行「サンシャイン」@BASE GALLERY

高橋信行「サンシャイン」 2014年11月14日(金)- 12月19日(金) ベイスギャラリー(日本橋茅場町) 見た途端に美しい湖面が脳内に映し出されるのは、 なんのマジックなんだろう。

2015年2月公開 ヴァチカン美術館 4K/3D 天国への入口 試写会にいってきた。

映画は、複数の作品にスポットを当て、現在の映像技術最高の再現性でそれらの作品のストーリーを語る。 冒頭、3Dグラス掛け始めの違和感を解消するのは、 幻想的な螺旋二重階段を見下ろす場面。 そこからこの映像世界にグイグイ引き込まれていく。 館内を通…

高野山の名宝@サントリー美術館

当然、読めもしないが、序文より文字を追って行くと、章立て毎に筆が乗って来ては、中盤から筆勢が上がり力が入っていくのがわかる。 筆を直し墨を付けるタイミングや、段落のクールダウンを考えてたらこちらまで熱くなってくる。

旧岩倉具視邸ニテ妄想二耽タルコト

あまりにお天気が良かったので、早起きして岩倉へ。 烏丸線の国際会館駅より京都バスを乗り継ぎ、岩倉具視幽棲旧宅へ向かう。 入り口がわからず、ぐるり回り込んでしまったが、 近隣も長閑で無駄に歩くのも良しとしよう。 和宮の輿入れをお膳立て、江戸へ随…

どんぶり金魚の楽しみ方 著:岡本信明

どんぶり金魚の楽しみ方 世界でいちばん身近な金魚の飼育法 岡本信明 (著), 川田洋之助 (著)池田書店 (2014/6/13) 目下、最重要課題は金魚の名前と、どんぶり探しだ。 そして、未だ見ぬお友達の、 移動スペース確保、お留守番時の快適さ、 スマートなお世話…

『睡眠-Sleep-』勅使川原三郎@東京芸術劇場

勅使川原氏の舞台、何年ぶりでしょか。 あの時点よりもバージョンアップがまだあったのですね。そりゃそうか。 勅使川原三郎氏新作『睡眠-Sleep-』を堪能。 @東京芸術劇場の樂日。 土着の舞踊は、大地に気を降ろすことで得る感覚で、西洋で中世に発祥したバ…

SIMONDOLL 四谷シモン展 

四谷シモン氏の纏まった作品を見るのは今回が初めてかもしれない。国立近代美術館の収蔵品と、以前アニメのおかげで球体関節人形がにわかブームとなり、東京都現代美術館というやけにアクセスの悪い美術館で、特別展が開かれた際だ。ひっそりと亡き天野可淡…

バルテュス展  東京都美術館にておぼえがき

澁澤が、 バルテュス風の色とは、オレンジ色や黄色の褐色系、と青。 陰鬱で、くすんだ色。 だと言っていたが、展覧会の出口にある展覧会グッズ売り場には、 ローマ市街にある、バルテュスが利用していた画材店の絵の具が売られていた。 その色が、オレンジ系…

格好良かった方のこと。

丸の内は二重橋から東京駅をつっきること八重洲へ至り、日本橋高島屋へ。 浅田真央ちゃんではない。「美食の京都展」だ。 地下鉄に乗って突っ立ってもいられないので、歩いて来てしまった。 少しノイローゼ気味なんだろうか。。。 こういう重い病を持った京…

クヱマリをしたること

蹴鞠を少し、教えていただいた。 蹴鞠について想うのは、中臣鎌足と中大兄皇子との出会い。 鎌足は弓の名手であった事も、発掘された遺骨の変形した左前腕骨から証明されている。その腕で入鹿を射た。 愚管抄で「もののけ」とまで言われた冷泉帝は、親王の頃…

Back to "Alice in Wonderland"

POLKA DOT WONDERLAND COMME DES GARÇONS ARRIVES 22ND NOVEMBER http://ginza.doverstreetmarket.com/dsmpaper/new_items.html ギャルソンといえば、DC世代の私にとっては川久保玲氏なんだが、引退目前ハートに目玉が付いたキャラモチーフがヒットした頃か…

何を寝ぼけたことを言っているのですか。

誰がそんな古い記事を引っ張り出してきたのかとおもったら・・・。 紡木たく「ホットロード」が実写映画化!和希役は能年玲奈 電車の中でも同年代の人が話題にしてたくらいに、衝撃なのです。 ええ、なぜ今更。 とりあえず、手広の交差点はあの頃とほぼ変わ…

東博、狩野派づくし

10/8から始まった京都展に合わせて、東博は狩野派祭りです。 本館2階では7〜8室にじーーーん、くる展示がてんこもり。 7室 屏風と襖絵―安土桃山~江戸 2013/10/1(火) ~11/10(日) 洛中洛外図 東博模本 11幅(A-2876)左隻にあたる6幅 上京を描き込んだ左…

横浜美術館 「横山大観展 良き師、良き友」を観てきた。

岡倉天心生誕150年・没後100年記念 /『國華』創刊125周年 「横山大観展―良き師、良き友」 横浜みなとみらい 横浜美術館 2013/10/5(土)~ 11/24(日) まとまった大観の絵を見るのは、個人的には 2008年に国立新美術館で行われた『没後50年 横山大観展』以来…

会から離れへ / 雨露離(うろり)

雨露離(うろり) 葉にのった雨露が次第に満ちて、すっと落ちる様を表す言葉。 体の軸十文字に引き開かれた弓から、満を持して矢が放たれる「離れ」を雨露離(うろり)の離れというのだそうだ。 「昔の人の表現は、本当に美しいな。」と言って、先生が今日、…

9/13ルーヴル美術館展@東京都美術館にいってきた。

ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり― 2013/7/20(土)~9/23(月・祝) 東京都美術館 中国四千年の文明よりも、より進んだ文明があった。 ユーラシア大陸のより西に位置し、アフリカ大陸とにかこまれた内海を取り囲む。 地中海沿岸には、既に記号…

東博 「運慶・快慶周辺とその後の彫刻」

東京国立博物館 本館 14室 2013/8/27(火)~ 2013/11/17(日) 観音菩薩立像C-314 鎌倉時代(13世紀) 愛染明王坐像C-1858 鎌倉時代(13~14世紀)重文 木造 彩色・載金 玉眼 奈良県 内山永久寺伝来の像ということで、この造形、なかなか興味ある。 内山永…

東博 東洋館ニテ明清期花鳥画ノ美二触レタルコト

東京国立博物館 東洋館 8室 中国の絵画・書跡 市河米庵コレクション・中国書画文房展 2013/8/6(火)〜2013/9/23(月) 四季花鳥図巻 1巻 王岡 筆 清時代(18世紀) 展示期~2013/9/1 保存状態は当然ながら。 絵の具の発色の深みと鮮やかさは、盛花期の生命…

本日の東博

東洋館 TNM&TOPPAN ミュージアムシアター 「洛中洛外にぎわい探訪 徳川の威光と二条城障壁画 ─大名がひれ伏した二条城の鷹と虎─」 東洋館 8室 中国の絵画・書跡 市河米庵コレクション・中国書画文房展 東洋館 5室 中国の青銅器 本館 14室 運慶・快慶周辺と…

かき氷日誌 @京都 の記録

今週のお題「2013年、夏の思い出」 ほうじ茶ミルク金時 840円 美味! 小豆がちょっと堅いのがかなり残念だったな・・・(小声)。 omo cafe 都市中京区錦小路通麩屋町上ル 黒蜜ゼリー氷+ミルク 850円+100円 白玉は3つ、別のお皿に。 甘味処 月ヶ瀬 京都市東…

奈良の日

もう秋!と宣言する。 つきなみだが、「美しい」 だが、悲しいお知らせ。 せんとくんが淘汰されつつあるのか。 しかまろくんが物凄く可愛い。 お昼を食べに猿沢池経由で奈良町へ。 後ろ足をピンッと反るように伸ばした亀の日光浴もお変わりなく。 ランチはカ…

omo cafeで晩ごはん

アボカドのシーザーサラダ カレーは恐らく、独自ブレンド。 スパイシーで、メティがきいてるかも。 個人的には好きな風味と香り。 店員さんはおっとり。 奥の方の席のお客さんもたまには気にしましょうね♪ omo cafe 京都市中京区錦小路通麩屋町上ル

本日の鴨川

四条大橋からの眺めごぜんちゅうは本降りの雨。おかげで陽が差しても過ごしやすい午後だった。

8/25 六角通 八百一でお惣菜する

どうも体調が優れず、午前中に京都総合資料館で大型本資料のコピー50枚で体力を使い果たす。 出歩くまい、と思って八百一でお惣菜を買い込む。 茄子のマリネ クランベリーとお酢のジュレにケーパーが効いてて美味。 鯵と野菜の南蛮漬け 色とりどりの野菜のバ…

SHISHIN SAMURAI CAFE BAR

夏でも囲炉裏って悪くないじゃない。 お酒が入ると少し顔が火照るので、団扇でやんわり扇ぎながら、ししゃもの炙り待ち。 サラダやお茶漬けに入ってる大豆を強めに炒ったのが、非常に美味! 士心 サムライカフェ&バー SHISHIN SAMURAI CAFE BAR

嵐電の妖怪電車に乗って行こうよ♬

嵐電の妖怪電車。 四条大宮発往きのチケットは取れず、各々の目的も汲んで嵐山発の復路を狙い、普通の嵐電で嵐山へ向かった。 やはり、目的が達成されている方がほとんどのようで、割りと余裕を持ったチケットGETとなる。 発車時刻までは嵐山の駅周りで時間…