運の尽くる処は、最明寺殿(時頼)さへ修行に御出で候上は候。 かやうに落ちぶれては候へども、御覧候へ、これに物具一領長刀一枝。 又あれに馬をも一匹つないで持ちて候。これは只今にても、あれ鎌倉に御大事あらば、ちぎれたりとも、この具足取って投げか…
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