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びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

アフガニスタン文化研究所 定例研究会にて

アフガニスタン文化研究所 54回定例研究会を、今回も拝聴させていただく。 御茶女国際協力研究室の青木氏による、現在の外交と安全保障についての報告。青木さんは、2007年の退去勧告以降、公的職務でアフガニスタンに入られていた数少ない邦人。多くの画像…

4k映像によるバーミヤンの豊かな景色を望む

公開もあと1週間となった藝大のバーミヤン天井壁画復元公開。 あの4K映像がもう一度観たくて、都合よく時間がつくれたので覗きに行ったら、前田先生がお出でだった! そしてにわかに解説が始まり、すでに観覧者もだいぶいたけど、どんどん増えて室内は熱気む…

ゼウス左足ト残宴ノユフベ

もう会えることもないであろうゼウスの左足に最後の挨拶。 名残の夜を惜しみ、舐めるように愛でてきた。 このゼウスの左足は、仏像の変遷にどう向き合えばいいのかを自分なりに気づかせてくれた、私にとっては重要な、「失われた遺物」だった。

東博 黄金のアフガニスタン展ニ涙ス

城門の頂に掲げられる言葉はこうだ。 「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」いまやアフガニスタンだけでなく、西アジアでも宗教主義の名の下に古代遺跡が破壊されていくのも然して驚くほどのことでもなくなってしまった。 痩せこけた主義…

バーミヤン東窟天井画に望みて

たとえどれ程精巧に作り上げられても、所詮はニセモノと思う方もいると思う。でもその復元制作の意義、指揮を取られた東京藝大の宮廻教授のの言葉が、この天井画の復元を目の前にして、とても重要に感じられる。「(前略)遺跡は失われましたが、訪れた人が…

アイハヌム・ゼウス像 想定復元 @東京藝術大学陳列館

復元像のたっぷりと膝を覆うドレープ、その先に続く隆々とした筋肉は若々しささえ感じさせる。ギリシャ彫刻の流れを直流で受け止め、今まさに活気ある都市が求めた大神像とは、誰にも勝る瑞々しさと力強さの象徴だったに違いない。アレクサンドリアを想わせ…

ボッティチェリ展@東京都美術館

『カンツォニエレ』第一ソネット あなた方、散り散りの詩篇のうちに、 私の一部が今の私とは別人であり、 若く道を逸れていた間に 心の糧としていた、かすれた吐息の奏でる調べを聴く人々よ、 私が涙しつつ語る、虚しい希望と虚しい苦悩の間を 揺れ動く様々…

『村上隆の五百羅漢図展』へ 重い腰をあげ

日本中世の美術史から途絶えることなく明治期まで続いた狩野派画壇のビジネスモデルに強く関心を示されており、日本の画家が、画壇としてそれを引き継げていないことが、世界へ立ち向かえない一つの弱点であることも指摘されていたと思う。 この五百羅漢図4…

増上寺ニテ狩野一信五百羅漢図二再会ス

増上寺宝物展示室で開催中の『狩野一信の五百羅漢図展』 全100幅は、2幅対で外題があり、羅漢の日常から修行、救済、供養の様子を描いている。2幅のうちに各10人の羅漢が描かれ、それまでにあった羅漢の図像、構図を数多く学んだ上で、オリジナルの構図を…

大英博物館展@東京都美術館にいってきた。

100のモノが語る世界の歴史 大英博物館展 2015年4月18日(土) ─ 6月28日(日) 東京都美術館 大英博物館から出展される100のモノ。 そう思うと、公開前から期待は膨れる一方。アレとアレとアレが見れればもうそれだけで十分。と荒くなる息を沈めて、会期を待っ…

ビクタースタジオでハイレゾ聴き比べてきた。

実は一番期待していなかった2015年ミックスを頭から3曲試聴。 神経質なほどに音源の再現クオリティにこだわったライブ、そこで得られる音源を超えた満足感が、アルバム音源として出来上がっている。 ボーカルの発声技法、それぞれのギターが持つ振動と残響…

葛生へ若冲の『菜蟲譜』をみにいきたること。

菜蟲譜は前回見たのは前半部分を2010年の千葉市美『伊藤若冲アナザーワールド』、 今回の修復前、ということになる。 この巻物は、印刷や複製技術がこれだけ進歩した現代でも、実際に見るのと、図録で見るのとでは、がらっと印象が異なる。 薄墨を引かれた背…

高橋信行「サンシャイン」@BASE GALLERY

高橋信行「サンシャイン」 2014年11月14日(金)- 12月19日(金) ベイスギャラリー(日本橋茅場町) 見た途端に美しい湖面が脳内に映し出されるのは、 なんのマジックなんだろう。

高野山の名宝@サントリー美術館

当然、読めもしないが、序文より文字を追って行くと、章立て毎に筆が乗って来ては、中盤から筆勢が上がり力が入っていくのがわかる。 筆を直し墨を付けるタイミングや、段落のクールダウンを考えてたらこちらまで熱くなってくる。

『睡眠-Sleep-』勅使川原三郎@東京芸術劇場

勅使川原氏の舞台、何年ぶりでしょか。 あの時点よりもバージョンアップがまだあったのですね。そりゃそうか。 勅使川原三郎氏新作『睡眠-Sleep-』を堪能。 @東京芸術劇場の樂日。 土着の舞踊は、大地に気を降ろすことで得る感覚で、西洋で中世に発祥したバ…

SIMONDOLL 四谷シモン展 

四谷シモン氏の纏まった作品を見るのは今回が初めてかもしれない。国立近代美術館の収蔵品と、以前アニメのおかげで球体関節人形がにわかブームとなり、東京都現代美術館というやけにアクセスの悪い美術館で、特別展が開かれた際だ。ひっそりと亡き天野可淡…

バルテュス展  東京都美術館にておぼえがき

澁澤が、 バルテュス風の色とは、オレンジ色や黄色の褐色系、と青。 陰鬱で、くすんだ色。 だと言っていたが、展覧会の出口にある展覧会グッズ売り場には、 ローマ市街にある、バルテュスが利用していた画材店の絵の具が売られていた。 その色が、オレンジ系…

東博、狩野派づくし

10/8から始まった京都展に合わせて、東博は狩野派祭りです。 本館2階では7〜8室にじーーーん、くる展示がてんこもり。 7室 屏風と襖絵―安土桃山~江戸 2013/10/1(火) ~11/10(日) 洛中洛外図 東博模本 11幅(A-2876)左隻にあたる6幅 上京を描き込んだ左…

横浜美術館 「横山大観展 良き師、良き友」を観てきた。

岡倉天心生誕150年・没後100年記念 /『國華』創刊125周年 「横山大観展―良き師、良き友」 横浜みなとみらい 横浜美術館 2013/10/5(土)~ 11/24(日) まとまった大観の絵を見るのは、個人的には 2008年に国立新美術館で行われた『没後50年 横山大観展』以来…

9/13ルーヴル美術館展@東京都美術館にいってきた。

ルーヴル美術館展 ―地中海 四千年のものがたり― 2013/7/20(土)~9/23(月・祝) 東京都美術館 中国四千年の文明よりも、より進んだ文明があった。 ユーラシア大陸のより西に位置し、アフリカ大陸とにかこまれた内海を取り囲む。 地中海沿岸には、既に記号…

東博 「運慶・快慶周辺とその後の彫刻」

東京国立博物館 本館 14室 2013/8/27(火)~ 2013/11/17(日) 観音菩薩立像C-314 鎌倉時代(13世紀) 愛染明王坐像C-1858 鎌倉時代(13~14世紀)重文 木造 彩色・載金 玉眼 奈良県 内山永久寺伝来の像ということで、この造形、なかなか興味ある。 内山永…

東博 東洋館ニテ明清期花鳥画ノ美二触レタルコト

東京国立博物館 東洋館 8室 中国の絵画・書跡 市河米庵コレクション・中国書画文房展 2013/8/6(火)〜2013/9/23(月) 四季花鳥図巻 1巻 王岡 筆 清時代(18世紀) 展示期~2013/9/1 保存状態は当然ながら。 絵の具の発色の深みと鮮やかさは、盛花期の生命…

本日の東博

東洋館 TNM&TOPPAN ミュージアムシアター 「洛中洛外にぎわい探訪 徳川の威光と二条城障壁画 ─大名がひれ伏した二条城の鷹と虎─」 東洋館 8室 中国の絵画・書跡 市河米庵コレクション・中国書画文房展 東洋館 5室 中国の青銅器 本館 14室 運慶・快慶周辺と…

横須賀市美術館 —日本の「妖怪」を追え!ー に行ってきた。

横須賀る。 なぜか二日連続。 横須賀美術館へ、ある目的を果たす為に行くよ。 身近な半島。三浦半島でも、東側はあまり行かないので、 美術館のサイトにある通り、横横道路の馬堀海岸経由で向かうよ♪ 暑いので、歌うように。>だらだらしてる。 横浜横須賀道…

横須賀港ニテ砕氷艦「しらせ」ヲ見タルコト

横須賀港に南極帰り(?)の「しらせ」が帰港してるというので見に行った。 おそらく外部から見られる所に停泊されているのは今のうちかも。 JR横須賀駅は随分ときれいになりました。 真横にあるヴェルニー公園からどどーんと、その姿が見えます。 この辺り…

並べる為の本を選ぶ。

31日に参加する予定の「本棚をつくる」ワークショップ(トンカチ使うDIYではない)のため、持参する本を3〜4冊ほど選定する。 アドバイザーと、参加者が持ち寄った本をつかって、どのように本を並べていくか、 本を手にとってもらうための並べ方などについて…

起雲閣の隠された窟

知らない街で路線バスに乗るのは好きだ。 乗り降りや運賃の支払い方法がそこによって異なるのを確認すれば、あとは地元っこぶるだけ。 ぶっているので、乗り間違えたときは慌てず、適当な停留所まで行って、降りて(人知れず)帰ってくる。 熱海の路線バスは…

梛の葉との再会

快晴とまでは行かないが、陽気はよかった。 熱海駅前のバスターミナルは工事中で、起雲閣へのバスは「③番か④番へ」と言われ、 今発車しようという③番のバスに飛び乗った。 バスターミナルを出たバスが早々に目的地とは明後日の方向に向かっていくので、バス…

プライマリー・フィールド II

live波濤図。 海水の深緑と粘りある白波。曇天の技が存分に発揮された凍るような空気感。 近代美術館らしからぬ背景となってる。 これまでほぼ無縁だった葉山の神奈川県立近代美術館に年末年始と通ったことになる。 高橋信行氏の画に浸る理由の解明に時間が…

総合文化展(平常展)

松梅群鶏図屏風 伊藤若冲筆 江戸時代(18世紀) なぜこれを出していることをもっとアピールしなかったんだろう。助かったが。もはや十八番もスピードが命か。様々な技がいくつも盛り込まれていながら 画面の流れはさわやかでほっこりさせる。 もう手慣れたも…

帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展

メモ中 ▽伊藤若冲 寒山拾得図 無染浄善 賛 紙本墨画 一幅 1761 これはかわいい。 寒山拾得図 蘆秀衍鐘 賛 紙本墨画 双幅 鯉図 無染浄善 賛 紙本墨画 一幅 宝暦期(1751-64) 鶴図 紙本墨画 一幅 白象図 紙本墨画 一幅 1795 日本画の空間美は一切無視。それ故…

三井記念美術館 土曜講座

講師は東大(?リタイアしたっけ)の 河野元昭先生。 いつもながらおもしろい先生。 「國華」の創刊号、つまり岡倉天心が発行した第一号を見せてくださる。 三井記念美術館が所蔵しているらしい。 危うく受講者の席に回そうとしてたが、あまりに大型本なので…

円山応挙展 出品めも その2

蘭亭曲水図襖・壁貼付 紙本墨画淡彩 九面 1768 雨竹風竹図屏風 紙本墨画 六曲一双 1776 円光寺(重文) 藤花図屏風 紙本金地着色 六曲一双 1776 根津美術館(重文) 波濤図 紙本墨画淡彩 十二幅 1788 金剛寺 波濤図の臨界点を見つけ出し、しばしラフティング…

円山応挙展10/9-11/7出品めも

新出の松鶴図屏風は作品の構造上、いまいちぴんとこず。 ああ、あの京博の群鶴図屏風、金屏風がみたい。とホームシックになる。 ど迫力の雲龍図屏風と一緒に展示されたこともあったよな。。。 三井記念美術館自慢の雪松図屏風をこの日初めて見た。 ・・・應…

東博へゆく

公開前PRにポソッと「※盧舎那仏は展示されません」と但し書きされていたのが切なかった。その記載が必要という苦渋の決断をした人が気の毒でしょうがない。 昨今の仏像ブームのため闇雲に混雑必至の展覧会なので、公開初日が金曜だったこともあり、夜間拝観…

お詣り

区切りの日でもあるので、練習後、宴会時間まで間があるので八幡様にお詣り。 おみくじをひいてみれば中吉。 そのなだらかさが重要。 今年の3月に倒れた大銀杏。 元あったところの根本から出る櫱(ひこばえ)と、植え付けられた親木の切り株がいずれも大きな…

美味なり

キクヤ食堂@逗子にて。 リラックスアイテム。

本日の夕食

Vahana's Bar@逗子 夏バテがとうとう出て、臥した3連休のラスト。 アルコールは抜きだが、何か食べねば明日仕事(現実)に復帰できない。 人と会う用事もあったからこちらへ。 やっぱりどうしても真っ先にバニラシェイクだ。 本日の絶品はBBQリブ。 骨がつ…

東京国立近代美術館

会期:2010.9.7-10.17 名高い《焔》を東博の平常展で見ていたかどうか曖昧だったこともあり、早々に足を運ぶ。 見事な程美人画がならび、既に第二展開目には件の画が現れた。 やはり、これは観ていれば曖昧になどの凝る代物ではないわけで。 六条御息所とい…

東京駅の再開発がめざましい。

丸の内の一角はまだ古い石の建物が残されている。 二重橋から東京駅までぶらぶら歩きながら帰って来たらなかなか快適だった。 そんな話を母にしたら、子供の頃、母がおじいちゃん(母の父)に連れられて東京のオフィス街を歩いた時にこういっていたそうだ。 …

ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店

館外を中庭側へ出ると適度に風が抜けなかなか過ごしやすい。生け垣にそってベンチを供えた回廊になっていて腰を下ろしたくなる。 帰りにロブションでバケットを買って帰るつもりだったのでたちより、他にフランスパンとクロワッサンを買ってベンチでいただく…

龍虎図屏風 橋本雅邦

三菱が夢見た美術館 三菱一号館美術館開館記念展 2010年8月24日〜11月3日 まだ観てない?見てない。。。??という記憶が確かなら、とログをひっくり返してみてみれば、やはりこれは遠路川越まで見に行った「没後100年 橋本雅邦展」では出ておらず、代表作を…

丸の内ブリックスクエア

新しく出来た美術館と、かねてから観たかった画の展示、二つの目的が合致したので急遽仕事帰りに夜間開館の時間帯をめがけて行って来た。 二重橋前駅から皇居を背に、日中の酷い気候が嘘のように楽な夜、巨大な建造物群を抜ける。やはり、新旧いずれであって…

本日のときめき

池袋東武のねんりん家がなくなり、今日そこにClubbHARIEがオープンしてた。 ねんりん家のほうがすきだったのに・・・と横目に通り過ぎ帰宅。 こんな素敵な物を贈ってくれるあしながオジさんがいたんだーーーーーっ。 これって食べても食べても無くならない魔…

中村正義 源平海戦絵巻 第2図(海戦)

中村正義 源平海戦絵巻 第2図(海戦) いまさらこの人の魅力を此処で知る事になるとはあまりにも口惜しい。 争いに流れる「血」というものがダイレクトに描かれている、というより標されている。 江戸時代に起こった陽明学左派に対する文化の傾倒でもみられる…

騎龍観音 原田直次郎

今回の所蔵作品展では他にあと2点、特筆すべきが。 これはコンスタントに見る事が出来ており、しかも都度、じっくり時間を取れている。 それでも見飽きる事の無い作品。 龍に騎る楊柳観音の静かにも力強い視線のその先、龍の鱗のうねり。 荒れる気流の中、…

東京国立近代美術館の所蔵作品展へ行く。

MOMATのサイトを見ていたら、所蔵作品展に大観の菊慈童が出ているというのであわてて炎天下の竹橋へ。 なんだここに所蔵されていたのか・・・。あいたかったよ。 最新の図録を手元からなくしてしまったので、こういった大作と呼ばれる部類からは少し外れてい…

サンドイッチハウス メルヘン エキュート東京店

フルーツサンドしか無いのかと思ってた。 朝9時の新幹線、サンドイッチしか手に取る気になれず、 ちょっと今更感なメルヘン初体験。 モッツァレラとトマト、照り焼きチキンと大葉。 結局フルボリュームだけど、感触。 美味しゅうございました。 しっかし、エ…

フルーツサンドしか無いのかと思ってた。

朝9時の新幹線、サンドイッチしか手に取る気になれず、 ちょっと今更感なメルヘン初体験。 モッツァレラとトマト、照り焼きチキンと大葉。 結局フルボリュームだけど、感触。 美味しゅうございました。しっかし、エキュート並びにグランスタ、 そろって早く…

カメルーン料理を体験。

どこだっけ、この間サッカーのワールドカップで試合したアフリカの国。 そうだ、カメルーンだ。サッカーはまったく分かりませんが。 日本唯一のレストランが池袋にあると盛んに報道され、いちげんさんも増えてるんでしょう。 4畳あるかないかのホールに割と…