びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

お江戸

総合文化展(平常展)

松梅群鶏図屏風 伊藤若冲筆 江戸時代(18世紀) なぜこれを出していることをもっとアピールしなかったんだろう。助かったが。もはや十八番もスピードが命か。様々な技がいくつも盛り込まれていながら 画面の流れはさわやかでほっこりさせる。 もう手慣れたも…

帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展

メモ中 ▽伊藤若冲 寒山拾得図 無染浄善 賛 紙本墨画 一幅 1761 これはかわいい。 寒山拾得図 蘆秀衍鐘 賛 紙本墨画 双幅 鯉図 無染浄善 賛 紙本墨画 一幅 宝暦期(1751-64) 鶴図 紙本墨画 一幅 白象図 紙本墨画 一幅 1795 日本画の空間美は一切無視。それ故…

三井記念美術館 土曜講座

講師は東大(?リタイアしたっけ)の 河野元昭先生。 いつもながらおもしろい先生。 「國華」の創刊号、つまり岡倉天心が発行した第一号を見せてくださる。 三井記念美術館が所蔵しているらしい。 危うく受講者の席に回そうとしてたが、あまりに大型本なので…

円山応挙展 出品めも その2

蘭亭曲水図襖・壁貼付 紙本墨画淡彩 九面 1768 雨竹風竹図屏風 紙本墨画 六曲一双 1776 円光寺(重文) 藤花図屏風 紙本金地着色 六曲一双 1776 根津美術館(重文) 波濤図 紙本墨画淡彩 十二幅 1788 金剛寺 波濤図の臨界点を見つけ出し、しばしラフティング…

円山応挙展10/9-11/7出品めも

新出の松鶴図屏風は作品の構造上、いまいちぴんとこず。 ああ、あの京博の群鶴図屏風、金屏風がみたい。とホームシックになる。 ど迫力の雲龍図屏風と一緒に展示されたこともあったよな。。。 三井記念美術館自慢の雪松図屏風をこの日初めて見た。 ・・・應…

東博へゆく

公開前PRにポソッと「※盧舎那仏は展示されません」と但し書きされていたのが切なかった。その記載が必要という苦渋の決断をした人が気の毒でしょうがない。 昨今の仏像ブームのため闇雲に混雑必至の展覧会なので、公開初日が金曜だったこともあり、夜間拝観…

お詣り

区切りの日でもあるので、練習後、宴会時間まで間があるので八幡様にお詣り。 おみくじをひいてみれば中吉。 そのなだらかさが重要。 今年の3月に倒れた大銀杏。 元あったところの根本から出る櫱(ひこばえ)と、植え付けられた親木の切り株がいずれも大きな…

美味なり

キクヤ食堂@逗子にて。 リラックスアイテム。

本日の夕食

Vahana's Bar@逗子 夏バテがとうとう出て、臥した3連休のラスト。 アルコールは抜きだが、何か食べねば明日仕事(現実)に復帰できない。 人と会う用事もあったからこちらへ。 やっぱりどうしても真っ先にバニラシェイクだ。 本日の絶品はBBQリブ。 骨がつ…

東京国立近代美術館

会期:2010.9.7-10.17 名高い《焔》を東博の平常展で見ていたかどうか曖昧だったこともあり、早々に足を運ぶ。 見事な程美人画がならび、既に第二展開目には件の画が現れた。 やはり、これは観ていれば曖昧になどの凝る代物ではないわけで。 六条御息所とい…

東京駅の再開発がめざましい。

丸の内の一角はまだ古い石の建物が残されている。 二重橋から東京駅までぶらぶら歩きながら帰って来たらなかなか快適だった。 そんな話を母にしたら、子供の頃、母がおじいちゃん(母の父)に連れられて東京のオフィス街を歩いた時にこういっていたそうだ。 …

ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店

館外を中庭側へ出ると適度に風が抜けなかなか過ごしやすい。生け垣にそってベンチを供えた回廊になっていて腰を下ろしたくなる。 帰りにロブションでバケットを買って帰るつもりだったのでたちより、他にフランスパンとクロワッサンを買ってベンチでいただく…

龍虎図屏風 橋本雅邦

三菱が夢見た美術館 三菱一号館美術館開館記念展 2010年8月24日〜11月3日 まだ観てない?見てない。。。??という記憶が確かなら、とログをひっくり返してみてみれば、やはりこれは遠路川越まで見に行った「没後100年 橋本雅邦展」では出ておらず、代表作を…

丸の内ブリックスクエア

新しく出来た美術館と、かねてから観たかった画の展示、二つの目的が合致したので急遽仕事帰りに夜間開館の時間帯をめがけて行って来た。 二重橋前駅から皇居を背に、日中の酷い気候が嘘のように楽な夜、巨大な建造物群を抜ける。やはり、新旧いずれであって…

本日のときめき

池袋東武のねんりん家がなくなり、今日そこにClubbHARIEがオープンしてた。 ねんりん家のほうがすきだったのに・・・と横目に通り過ぎ帰宅。 こんな素敵な物を贈ってくれるあしながオジさんがいたんだーーーーーっ。 これって食べても食べても無くならない魔…

中村正義 源平海戦絵巻 第2図(海戦)

中村正義 源平海戦絵巻 第2図(海戦) いまさらこの人の魅力を此処で知る事になるとはあまりにも口惜しい。 争いに流れる「血」というものがダイレクトに描かれている、というより標されている。 江戸時代に起こった陽明学左派に対する文化の傾倒でもみられる…

騎龍観音 原田直次郎

今回の所蔵作品展では他にあと2点、特筆すべきが。 これはコンスタントに見る事が出来ており、しかも都度、じっくり時間を取れている。 それでも見飽きる事の無い作品。 龍に騎る楊柳観音の静かにも力強い視線のその先、龍の鱗のうねり。 荒れる気流の中、…

東京国立近代美術館の所蔵作品展へ行く。

MOMATのサイトを見ていたら、所蔵作品展に大観の菊慈童が出ているというのであわてて炎天下の竹橋へ。 なんだここに所蔵されていたのか・・・。あいたかったよ。 最新の図録を手元からなくしてしまったので、こういった大作と呼ばれる部類からは少し外れてい…

サンドイッチハウス メルヘン エキュート東京店

フルーツサンドしか無いのかと思ってた。 朝9時の新幹線、サンドイッチしか手に取る気になれず、 ちょっと今更感なメルヘン初体験。 モッツァレラとトマト、照り焼きチキンと大葉。 結局フルボリュームだけど、感触。 美味しゅうございました。 しっかし、エ…

フルーツサンドしか無いのかと思ってた。

朝9時の新幹線、サンドイッチしか手に取る気になれず、 ちょっと今更感なメルヘン初体験。 モッツァレラとトマト、照り焼きチキンと大葉。 結局フルボリュームだけど、感触。 美味しゅうございました。しっかし、エキュート並びにグランスタ、 そろって早く…

カメルーン料理を体験。

どこだっけ、この間サッカーのワールドカップで試合したアフリカの国。 そうだ、カメルーンだ。サッカーはまったく分かりませんが。 日本唯一のレストランが池袋にあると盛んに報道され、いちげんさんも増えてるんでしょう。 4畳あるかないかのホールに割と…

嘆きの吐露 Death of the Buddha

もう、余の人の多さに、絵画鑑賞とはなんぞ?などと 苛つく自分がもったいないので、既に鑑賞した経験のあるもの、 待てば収蔵先でいずれ公開されるもの以外、 コレ一枚の為に能登までは。。とか、再度の公開の目処ほぼ なし。といった作品にしぼっていざ、…

川越のたび

川越大師と呼ばれる喜多院でまず下車。 江戸から明治に掛けて奉納され続けた五百羅漢はその数五百オーバーの 538体だそうで。誰が重複しているのかはわかりませんが・・・。

本日の本題 没後100年 橋本雅邦展 川越市立美術館

うだうだして最終の週末になってしまったバチは、大事な図録が完売。 比較的水墨画が多かったのでぜひとどめておきたかったのに。 でもこれで以前のフットワークを取り戻せれば御の字か。 雅邦の独特のタッチと画面構成を堪能できたこともあり、楽しい1日で…