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びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

佐野は葛生のたび

運の尽くる処は、最明寺殿(時頼)さへ修行に御出で候上は候。 かやうに落ちぶれては候へども、御覧候へ、これに物具一領長刀一枝。 又あれに馬をも一匹つないで持ちて候。これは只今にても、あれ鎌倉に御大事あらば、ちぎれたりとも、この具足取って投げか…

クヱマリをしたること

蹴鞠を少し、教えていただいた。 蹴鞠について想うのは、中臣鎌足と中大兄皇子との出会い。 鎌足は弓の名手であった事も、発掘された遺骨の変形した左前腕骨から証明されている。その腕で入鹿を射た。 愚管抄で「もののけ」とまで言われた冷泉帝は、親王の頃…

会から離れへ / 雨露離(うろり)

雨露離(うろり) 葉にのった雨露が次第に満ちて、すっと落ちる様を表す言葉。 体の軸十文字に引き開かれた弓から、満を持して矢が放たれる「離れ」を雨露離(うろり)の離れというのだそうだ。 「昔の人の表現は、本当に美しいな。」と言って、先生が今日、…