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びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

「若冲ワンダーランド」MIHO MUSEUM2009年秋季特別展




MIHO MUSEUM2009年秋季特別展「若冲ワンダーランド」へいざ。


紅葉が始まってて、色彩がかわいい。

石山駅からのバス路、運賃表が500円を超えたころからが、どんどん山に分け入るかんじ。50分の行程は次々景色が様変わりして、自分の運転で来ようとは到底思えない細く蛇行した登坂道をバスが慣れた走りで進む。
バスから降りたその空気は、自然と顔を上げて深呼吸をしてしまう程、
澄んでるんだな。「うわ〜。」と声がでそうになる。
ミュージアムのスタッフは山のリゾート地の出迎えのようにとてもホスピタリティーに富み、芸術鑑賞にふさわしい環境だった。平日というのにスタッフの人員も豊で、なに不足ない。これは、1時間に1本のバスしか手段がなくとも、リピートするきになる。

2週間前の東博も前日からスキップしそうな程だったが、今回はそんな状態さえ通り越し、感動が全身に染み渡る感じだ。

フロント棟と美術館棟との間を7人定員の電気自動車でピストン輸送している。徒歩にも耐える距離だけど、順番を待ってもストレスないほど行き来しているので、それに頼り、のんびり坂を上って行く。

美術館棟エントランスのスタッフも質のいいホテルのような対応で、一切のストレスから解き放たれた気分だ。
辻先生、本当にすごいです。ここ。桃源郷とはおっしゃる通り。帰りにお土産など持たされるようなことがあったら、怖くて開梱できなくなると思います。


是非に人を連れて行きたくなる美術館だ。


MIHO MUSEUM
2009年秋季特別展「若冲ワンダーランド」
2009年9月1日(火)〜12月13日(日)


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いまや、しゃばでは絶対こんなにじっくり観れない。
お山に登る(バスが)だけの価値あり。
2000年の若冲展以降の新出を多く揃えた展覧会となっている。
その趣きの理由の多くも、図録の解説と後日の講演会で語られることとなる。
この9年の間に、かなり個々の作品を追って(ほとんどは京博でだけど)改め直して来たけど、まだまだこんなに新鮮な気持ちにさせられるとは。これは協力者やキュレイターが込めている熱のせいでもあるんだな。
この美術館での他の展覧会を観た事がないのでわからないが、なにしろ、展示が良い。作品毎に観覧ポジションの綿密な計算が行われているかの見やすさ。集中力が増す。
若冲の絵画をこれだけじっくり、1点1点浴びるように鑑賞できたのは、何年ぶりだろうか。そうだ、動植彩絵の修復完了時以来だなー。
そのうちカルフォルニアへ見に行くしかないか。。と、3年前に人だかりを前にして諦めた「鳥獣花木図屏風」(エツコ&ジョウ・プライス・コレクション)をえ、本当にいいんですか?じゃまだったら言って下さいね。と、ドキドキしながらも舐めるように鑑賞。
本当に1時間に1本しか無いバスに乗ってでも行く価値がある。