びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

敦煌1日目 –② 8/1ランチ

ガイドさんが地元の人に人気のお店で、自身も大好きというレストランに連れて行ってくれた。

驴肉黄面 つまり、驢馬肉料理の敦煌料理レストランということだと思う。敦煌市内のレストランは「黄面」とある店がたくさんあって、敦煌で採れた野菜が豊富な料理や、驢馬、ラクダ、羊 鶏、汁なし面 が定番メニューで連なっている。何しろ野菜が美味しいので、メニューはどれをとってもほぼ失敗なし。

 

f:id:itifusa:20180808071503j:image

 

敦煌のレストランは、消毒済み食器の利用が義務付けられているそう。なので、丸ごと業者からレンタルして、一人分のセットが消毒済みラッピング消毒済み状態で出てくる。箸も封がされている。また、コップなど大量に必要になるものは殺菌マシンが必ず店のホール見えるところに置かれており、そこから出してくるようにもなっている。観光都市を目指して急激な対策が進んでいるんだな。f:id:itifusa:20180808071514j:image

 

これが美味しい!! 砂ネギだそう。おかひじきみたいだと言っている人がいたけど、食感も味も、日本人好みで、この後必ずオーダーされていた。
f:id:itifusa:20180808071458j:image

 

驢馬肉。多少、独特な味わいはあるものの、じっくり煮込まれているのか柔らかく思ったより美味しかった。ろば。。。タレは酸っぱ辛いのが定番だそう。さっぱり食べれて、とてもよく合う。
f:id:itifusa:20180808071549j:image  f:id:itifusa:20180808071604j:image

 

玉ねぎは赤玉ねぎが使用されていることが多い。万願寺唐辛子みたいなペッパーは時々火を噴きそうなほど辛いのがある。でも病みつき。いろんな香辛料が入っていて、味もさほど濃くなく、野菜の美味しさがとても引き立つ。日本人が喜ぶコクも。
f:id:itifusa:20180808071527j:image f:id:itifusa:20180808071542j:image

弾力のあるラザニアみたいな麺。美味しいのだが食べ過ぎるとお腹にたまる。

 

キャベツが甘い! ふつーの豚肉との野菜炒めなのに、絶妙な香辛料使いと塩加減で飽きがこ無い。レシピ知りたいー。
f:id:itifusa:20180808071508j:image

 

青菜 この野菜も定番中の定番らしく、ホテルの朝食でも毎朝必ず出てた。

筋張ってなくて美味しい。
f:id:itifusa:20180808071534j:image

 

汁なしの麺。甘辛のあんかけ状。これも日本人が食べやすい。
f:id:itifusa:20180808071553j:image

 

同時にスープが出てきた。麺が〆というわけではないらしい。味は薄味で淡白なようだけど、野菜の旨味が沁みる。
f:id:itifusa:20180808071600j:image

 

日本と違うのは、皿に盛られた麺が、平気で絡んだままだし、麺がとても弾力があるのに、やたらと長く、取り分けるのにも人騒ぎになる。ガイドがキッチンバサミを借りてきてくれたが、この時点では皆、ちょっと抵抗が。。。箸で頑張った。
f:id:itifusa:20180808071538j:image

 

メニューはものすごい数があり、材料がないと、代わりの材料に入れ替えて作ってくれたりするので、セミオーダーが可能(中国語が話せればだが)な様子。ガイドが顔だったからかもだけど。
f:id:itifusa:20180808071453j:image

 

街は白ポプラの並木になっている。そう教えられるまでは、埃っぽのかと思っていたが、聞いた途端に「うつくしいな」と思えた不思議。
f:id:itifusa:20180808071522j:image

 

街中のいたるところに飛天がいる。もはや莫高窟壁画に乗っかりまくり。こちらとしては居心地良いですが。
f:id:itifusa:20180808071557j:image