敦煌1日目 –② 8/1ランチ
ガイドさんが地元の人に人気のお店で、自身も大好きというレストランに連れて行ってくれた。
驴肉黄面 つまり、驢馬肉料理の敦煌料理レストランということだと思う。敦煌市内のレストランは「黄面」とある店がたくさんあって、敦煌で採れた野菜が豊富な料理や、驢馬、ラクダ、羊 鶏、汁なし面 が定番メニューで連なっている。何しろ野菜が美味しいので、メニューはどれをとってもほぼ失敗なし。
敦煌のレストランは、消毒済み食器の利用が義務付けられているそう。なので、丸ごと業者からレンタルして、一人分のセットが消毒済みラッピング消毒済み状態で出てくる。箸も封がされている。また、コップなど大量に必要になるものは殺菌マシンが必ず店のホール見えるところに置かれており、そこから出してくるようにもなっている。観光都市を目指して急激な対策が進んでいるんだな。
これが美味しい!! 砂ネギだそう。おかひじきみたいだと言っている人がいたけど、食感も味も、日本人好みで、この後必ずオーダーされていた。
驢馬肉。多少、独特な味わいはあるものの、じっくり煮込まれているのか柔らかく思ったより美味しかった。ろば。。。タレは酸っぱ辛いのが定番だそう。さっぱり食べれて、とてもよく合う。
玉ねぎは赤玉ねぎが使用されていることが多い。万願寺唐辛子みたいなペッパーは時々火を噴きそうなほど辛いのがある。でも病みつき。いろんな香辛料が入っていて、味もさほど濃くなく、野菜の美味しさがとても引き立つ。日本人が喜ぶコクも。
弾力のあるラザニアみたいな麺。美味しいのだが食べ過ぎるとお腹にたまる。
キャベツが甘い! ふつーの豚肉との野菜炒めなのに、絶妙な香辛料使いと塩加減で飽きがこ無い。レシピ知りたいー。
青菜 この野菜も定番中の定番らしく、ホテルの朝食でも毎朝必ず出てた。
筋張ってなくて美味しい。
汁なしの麺。甘辛のあんかけ状。これも日本人が食べやすい。
同時にスープが出てきた。麺が〆というわけではないらしい。味は薄味で淡白なようだけど、野菜の旨味が沁みる。
日本と違うのは、皿に盛られた麺が、平気で絡んだままだし、麺がとても弾力があるのに、やたらと長く、取り分けるのにも人騒ぎになる。ガイドがキッチンバサミを借りてきてくれたが、この時点では皆、ちょっと抵抗が。。。箸で頑張った。
メニューはものすごい数があり、材料がないと、代わりの材料に入れ替えて作ってくれたりするので、セミオーダーが可能(中国語が話せればだが)な様子。ガイドが顔だったからかもだけど。
街は白ポプラの並木になっている。そう教えられるまでは、埃っぽのかと思っていたが、聞いた途端に「うつくしいな」と思えた不思議。
街中のいたるところに飛天がいる。もはや莫高窟壁画に乗っかりまくり。こちらとしては居心地良いですが。