敦煌1日目7/31–⑤歓迎晩餐会
日中を観光に当てて、夕方からは今回第一の目的であるスケジュールが3日間続く。すべて意義のあるスケジュールだが、敦煌入りして3日目にして実際に莫高窟の中に入れる。以降石窟群を攻める。
8月1日
18:00〜 敦煌研究院招待晩宴
@敦煌賓館貴賓楼
20:00〜 展覧会開幕式出席
8月2日
14:30〜 シンポジウム
敦煌研究員と東京藝大学術報告会 @敦煌研究院
20:00〜 「回顧平山郁夫先生の貢献を振り返る」座談会
莫高窟九層楼前
8月3日
終日 莫高窟見学
敦煌賓館貴賓楼のエントランス。来賓のバスや車が到着すると、天女が現れて出迎えてくれる。中にもたくさんいらした。みんなかわいい。写真を撮っていいか聞くと、いろいろなポーズをとってくれる。みなさんきれいだったなー。
ナフキンは全員違う折られ方をされているが、席に着いた途端にホール係が横に付いて、さっと崩して食事の準備を整えてくれる。
ナフキンをひし形に、皿の下に一辺の角を敷き、前に垂らす形式。初めてみた。
なのでまだ着席していなかった隣の席の作品を激写。
晩餐の様子の写真は政府関係者などの貴賓もあるため控えるが、盛大なもの。すごいな中国。。。
お茶が注がれ、ジュースも注がれるのだが、そのジュースが2種類
胡瓜のジュース OR 西瓜のジュース
どちらも100%ストレートの絞りたてなのだが、本当にフレッシュな胡瓜と西瓜で、私は無難に西瓜にしたが、隣の同行者は胡瓜チャレンジ。一口飲ませていただいたが、本当にフレッシュ胡瓜。飲み口は爽やかなのだが、飲み干してしまうと晩餐の終わりまで延々注がれ続けることになる。つまり、酒もジュースもワンコ。怖い。この風習。。。。
このお茶、超高級茶だそうなんですが、名前聞くの忘れてしまった。買って帰りたかったのに。。。
敦煌研究院の研究者の方の多くは、平山郁夫先生の基金により東京藝大へ留学していたため、日本語でコミュニケーションが可能だった。お隣の席に来られた張さんは笑顔で一生懸命いろいろなお話や、次々運ばれるメニューの説明をしてくださった。
メニューは日本後の説明もあった。
白木耳のスープ。女性に重要なのでとどんどん勧められる。美味!
これは月牙泉と楼閣ね。
料理はテーブルに乗りきええないほど次々運ばれてくる。これが中国風の歓迎なのだと実感。どれも美味しいのに、すべてに手をつける余裕もない。研究院のみなさんも含め中国の人は食事中の楽しみ方やコミュニケーションが上手。もりもり食べてるのに、話も弾む。それが礼儀なんだろうな。いいカルチャーだなあ。
この豆料理のような卯の花のような食感の料理。がすごく美味しかったのに、かなり後半に出てきて完食できなかったのが心残り。春先に芽吹く木の芽を保存し、供されるのだそう。こちらも敦煌の伝統料理のようです。あとでガイドさんに教えてもらったけど、そのメモが見つからない。そして、この麺が入れ替わりに。
中国式の客人歓迎の典礼を経験でき、また、研究員の方とのお話も弾み、素敵な晩餐だった。張さんは翌日シンポジウムでの講演もあり、たのしみ。