びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

omnes viae Romam ducunt



2つ以上の偶然が重なればそれは必然として、実行することにしている。
それは、非常にコストがかかるポリシーで。
でも曲げられない。今更曲げてはいけないような気がして、気乗りしなくても、もうそうきまっちゃってんだな、と思うことにしてる。


随分都合のいい話のように聞こえるが、今回の決定はよほどの労力を必要とする。蛮族の寸言に動かされるようでいやだし。
ましてや急だし。


ローマというのは、実際、いつかは行くことになるとはくくっていた地。
古代ローマ人が牽いたまっすぐに伸びる石畳の道。
澁澤龍彦のイタリア紀行。
それだから、にわかの支度で行きたくなかった。


しかし、そーゆーことと、そーゆーことなら存分に。