びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

天野可淡

いつだったかとログを探してみると2004年だった、東京都現代美術館で、球体関節人形展があった。押井守監督のアニメ「イノセンス」を絡めた企画展だったと思った。 その展覧会に可淡氏の作品が会するという情報を得て、まだ行った事の無い美術館へ足を運んだ…

東京駅の再開発がめざましい。

丸の内の一角はまだ古い石の建物が残されている。 二重橋から東京駅までぶらぶら歩きながら帰って来たらなかなか快適だった。 そんな話を母にしたら、子供の頃、母がおじいちゃん(母の父)に連れられて東京のオフィス街を歩いた時にこういっていたそうだ。 …

ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 丸の内店

館外を中庭側へ出ると適度に風が抜けなかなか過ごしやすい。生け垣にそってベンチを供えた回廊になっていて腰を下ろしたくなる。 帰りにロブションでバケットを買って帰るつもりだったのでたちより、他にフランスパンとクロワッサンを買ってベンチでいただく…

龍虎図屏風 橋本雅邦

三菱が夢見た美術館 三菱一号館美術館開館記念展 2010年8月24日〜11月3日 まだ観てない?見てない。。。??という記憶が確かなら、とログをひっくり返してみてみれば、やはりこれは遠路川越まで見に行った「没後100年 橋本雅邦展」では出ておらず、代表作を…

丸の内ブリックスクエア

新しく出来た美術館と、かねてから観たかった画の展示、二つの目的が合致したので急遽仕事帰りに夜間開館の時間帯をめがけて行って来た。 二重橋前駅から皇居を背に、日中の酷い気候が嘘のように楽な夜、巨大な建造物群を抜ける。やはり、新旧いずれであって…

本日のときめき

池袋東武のねんりん家がなくなり、今日そこにClubbHARIEがオープンしてた。 ねんりん家のほうがすきだったのに・・・と横目に通り過ぎ帰宅。 こんな素敵な物を贈ってくれるあしながオジさんがいたんだーーーーーっ。 これって食べても食べても無くならない魔…

中村正義 源平海戦絵巻 第2図(海戦)

中村正義 源平海戦絵巻 第2図(海戦) いまさらこの人の魅力を此処で知る事になるとはあまりにも口惜しい。 争いに流れる「血」というものがダイレクトに描かれている、というより標されている。 江戸時代に起こった陽明学左派に対する文化の傾倒でもみられる…

騎龍観音 原田直次郎

今回の所蔵作品展では他にあと2点、特筆すべきが。 これはコンスタントに見る事が出来ており、しかも都度、じっくり時間を取れている。 それでも見飽きる事の無い作品。 龍に騎る楊柳観音の静かにも力強い視線のその先、龍の鱗のうねり。 荒れる気流の中、…

東京国立近代美術館の所蔵作品展へ行く。

MOMATのサイトを見ていたら、所蔵作品展に大観の菊慈童が出ているというのであわてて炎天下の竹橋へ。 なんだここに所蔵されていたのか・・・。あいたかったよ。 最新の図録を手元からなくしてしまったので、こういった大作と呼ばれる部類からは少し外れてい…

京都さんぽ

この夏にしたこと。 四条河原町阪急百貨店 Salon de The AU GRENIER D'OR 活鱧のおとし 赤飯饅頭 六道さんの水回向 賀茂川 然花抄院 京都室町 御池通横断

本日の鴨川

賀茂大橋の合流 夏の空と河。 「暑い」とかおもってはバチがあたる。 絶望的な青空も、此処では美しい。

六道詣り

暑いので空き時間は図書館。と、きめていたものの、大先輩に六道さんのお迎えの鐘を突きに行きたいと言ったら、同行して下さる事に。なおかつ、ちょっとラクチンしてしまう。 東山故に、西日が照りつけ17時半。容赦ないけど、黄昏時一寸前の西日が綺麗で、悪…

最後のショット

8月22日で閉店する四条河原町阪急百貨店。 あれば大して気にもしないけど、 無くなるのは、なんだか変なカンジ。ましてや、ここが今度丸井になるとは、酷い話だ。 阪急の文字と、壁面のロゴが、代わって丸井のあのロゴになるのは 余りに下品でいやだ。 丸井…

和みダイニング ゆず家

御幸町三条上ル「ゆず家」さんでの宴。 当然、並ぶは鱧。 活鱧のおとしをいただく。ああ、美味。 そしてさやさやと喉を通って行くシャブリ 極楽です。 個室を予約したのでゆったりとした時間を過ごす。 オーダーしたメニューはゆったりどころではないけど。 …

無神経になること

この夏、3回目の京都。なにも、例年にない猛暑といわれている今年にかぎってだ。 羅生門が風を止める。とか、そう言う事を一切考えない事にした。

Salon de The AU GRENIER D'OR

灼熱の京都は四条河原町。 降り立てばまずは糖分補給が重要。 たったいま烏丸線を降りて大丸を通り抜け、錦小路と日陰を選び、堺町通りにでて足早に目的地へ向うが、既にくらくらする。 真夏の四条河原町へ午前11時に降り立つなど正気とは思えんが、おつかい…