2011-01-01から1年間の記事一覧
名古屋市美で中村正義展 終始ものすごい負のパワー。 でも、練馬区美術館の石川徹也展でおわされた負のパワーとは確実に違う。 あちらは目を背けてもエネルギーを吸い上げられてしまう行きずり地獄だが、 こちらは「こまったな」と手に負えない病みが延々と…
開館10周年記念特別展「洛中洛外図屏風に描かれた世界」講演会 『洛中洛外図屏風とその読み方 − 書記洛中洛外図屏風の相互比較から −』 講師 立正大学文学部教授 黒田秀夫氏 初期洛中洛外図屏風 1)歴博甲本(重文) ※三条本・町田本とも 現時点で三条家伝…
楓鹿図屏風 長澤蘆雪 六曲一双 紙本墨画淡彩 18世紀 双鹿図屏風 円山應挙 二曲一隻 紙本金地着色 18世紀 見事な3D感。正面を向く牡鹿のでっかい鼻をべちゃっとつけられている様な感覚になる。 その後くるのは頭突き。気をつけねば。 木版下絵和歌巻 本阿弥光…
気づけば狩野派三昧。 探幽に癒やされた休日、三十六歌仙が美しい。 地獄極楽図 1幅 河鍋暁斎筆 明治時代・19世紀 近江八景 8幅 紙本着色 今村紫紅(いまむらしこう)1880-1916 長江之巻 紙本墨画 横山大観 柳蔭(ゆういん)六曲一双 絹本金地着色 横山大観…
開館50周年記念「美を結ぶ。美をひらく。」Ⅱ 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」 【会期:2011年6月8日(水)~7月24日(日)】 良い作りの美術館なんだけど、屏風一双の前に造形品のケースがたまのキズ。 2011/06/19(sat) 日吉山王・祇園祭礼図屏風 六曲一双の内…
長沢芦雪−奇は新なり− MIHO MUSEUM 2011/3/12-6/5 2011年3月25日 並べてみると、後半もかなりみどころだらけ。 つらいな。 芦雪肖像 一幅 長沢芦鳳 千葉市美術 蔦鴨図 一幅 円山応挙 1766 東山名所図屏風 六曲一隻 1778 >芦雪の洛中洛外や名所図は初めて見…
live波濤図。 海水の深緑と粘りある白波。曇天の技が存分に発揮された凍るような空気感。 近代美術館らしからぬ背景となってる。 これまでほぼ無縁だった葉山の神奈川県立近代美術館に年末年始と通ったことになる。 高橋信行氏の画に浸る理由の解明に時間が…
松梅群鶏図屏風 伊藤若冲筆 江戸時代(18世紀) なぜこれを出していることをもっとアピールしなかったんだろう。助かったが。もはや十八番もスピードが命か。様々な技がいくつも盛り込まれていながら 画面の流れはさわやかでほっこりさせる。 もう手慣れたも…
メモ中 ▽伊藤若冲 寒山拾得図 無染浄善 賛 紙本墨画 一幅 1761 これはかわいい。 寒山拾得図 蘆秀衍鐘 賛 紙本墨画 双幅 鯉図 無染浄善 賛 紙本墨画 一幅 宝暦期(1751-64) 鶴図 紙本墨画 一幅 白象図 紙本墨画 一幅 1795 日本画の空間美は一切無視。それ故…
最後は建長寺さんと、半僧坊へ。 よくがんばった。と自分をねぎらう満足感も時には必要。 なので毎年恒例のコース。 何歳まで上り続けられるんだろう。 結構年配の方もいらしているので当分は大丈夫だろうけど、 もう無理だ。と思うときがいつかくるんだろう…
関東以外ではかなりの大雪となった大晦日から元旦。 こちらは至って平穏なお正月となりました。 明月院は本当に美しいお寺さんで、職員の方々もとても穏和で大好き。 ここに来ると、より新年を優しい気持ちで迎えられるきがする。 こちらの月の兎も今年は人…
阿弥陀さん、お釈迦さん、弥勒さん で、過去現在未来。 祈りの対象は家族ともう一つ。 本当に美しい如来様たちです。 あとひとつ。 私の導き手だった文豪のお墓に参って、 気持ちを改めます。 浄智寺 鎌倉五山第4位 臨済宗円覚寺派 金峰山 神奈川県鎌倉市山…