びぶりおてか

私家版 Caffè Biblioteca

龍虎図屏風 橋本雅邦




三菱が夢見た美術館 三菱一号館美術館開館記念展
2010年8月24日〜11月3日


まだ観てない?見てない。。。??という記憶が確かなら、とログをひっくり返してみてみれば、やはりこれは遠路川越まで見に行った「没後100年 橋本雅邦展」では出ておらず、代表作をやっとこの目で見る事ができたわけだ。
が、やっぱり・・・、私は狩野芳崖のタイプの方が好みなんだな。
この画の場合、本当に日本画の画題と劇画のルーツのような近世近代の狭間で、動物の愛嬌的なアピールを感じる。手塚治虫ってこういうのを見て来たんだなーとつくづく思う。


今日のお客さんは絵画派ではなかったようで、ひとりゆっくり鑑賞。
ありがとうございます。


その他、面白かったのは、中世のガイジンさん向け日本地図。古地名が耳で聞き取られた標記でアルファベット書きされていて面白い。関東など僻地扱いなのか、ものすごくアバウト。近畿は「MEYOCO」(だったけか?)中心に比較的キッチリ書き込まれている。





ターヘル・アナトミアや解体新書の小田野直武の差し画など、なつかしーなー新潟の医学資料館で見た以来だな。などと楽しいひととき。